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舗装用タイル 施工方法

床面への施工

●コンクリート直圧着張り
コンクリート打設時に、木鏝押えを行ないコンクリート路盤表面を仕上げます。養生後、張付けモルタルを用いて圧着張りします。剥離の要因は少なくなりますが、コンクリート路盤施工は高精度に行う事が要求されます。
●モルタル下地圧着張り
コンクリート路盤上に下地モルタルをつくり、充分に硬化した後、張付けモルタルを用いて圧着張りします。
床面への施工 図

重量車通過場所における施工

車道用舗装材は、車輌の乗り入れを考慮した舗装材厚30mm以上とこれを補強する下部構造の施工が必要とされます。一般に舗装材の割れは、舗装材裏面とモルタルの隙間に原因があり、モルタルの施工には特に注意を要します。
又、コンクリート厚も砕石も、標準的な舗装と比べて強化します。(実際の施工場所によって断面構成が変わりますので、営業所までお問いわせ下さい)

重量車通過場所における施工 図

歩道橋床面への施工

歩道橋の舗装は耐久性とカラーバリエーションの豊富さから、アスファルトや薄層舗装からタイル素材へとその主流が変わろうとしています。施工においては、振動による剥離の問題、モルタルと鉄板接合部のアクの排出問題、鉄板の腐食問題を考慮した施工が必要です。

歩道橋床面への施工 図

安全な階段の設計

階段や踊場の寸法は、日常の通行や、避難時の安全を考慮して決められています。階段の幅が3mを超える場合、中間に手すりが必要です。ただし、けあげが15cm以下でかつ、踏面が30cm以上の場合には設置義務はありません。建築基準法による階段等の寸法は最低限のものですから、幅、勾配ともゆとりをもって設計した方が安全です。

安全な階段の設計 図

伸縮目地の設置

舗装された床面は、様々な理由で、常に膨張と収縮を繰り返しています。
● 温度・湿度の変化による膨張と収縮
● モルタル・コンクリートなどの乾燥収縮
● 荷重・構造的応力による変形

舗装材(下地を含む)の膨張率の違いがストレスを生じさせ、応力が接着力を上回った時、剥離・浮きを生じ、材料強度を上回った時、クラックや舗装材の割れが発生します。また、コンクリート下地砕石等の凍結によるコンクリート床本体がもり上がる現象が起きます。これらの損傷を防止するのに伸縮目地を設けます。その基準は次のような仕様が望ましいです。
● 設置間隔/4m未満毎
● 伸縮目地で囲まれた面積/15㎡以下

伸縮目地の構造

伸縮目地材には、モルタル・コンクリート・舗装材の膨張への逃げを考慮し、体積変化で吸収し得る材料を使用します。

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